2026年のドジャース対アストロズは、5月4日から6日までヒューストンのダイキン・パークで行われた3連戦で、ロサンゼルス・ドジャースが2勝1敗と勝ち越した。初戦は8対3、2戦目は1対2、最終戦は12対2。シリーズ全体ではドジャースが21得点、33安打を記録し、打線の厚みを見せつけた。
一方、アストロズも5月5日に大谷翔平を攻略し、ピーター・ランバートの好投で一矢を報いた。両球団には2017年ワールドシリーズで激突した歴史もあり、今回の3連戦は単なる交流戦以上の意味を持つ。2026年の試合結果、先発投手、打撃成績、通算対戦記録を整理し、過去の名勝負と比較しながら両チームの実力を読み解く。
【2026年最新】ドジャース対アストロズの試合結果は2勝1敗!3連戦を総括

2026年5月4〜6日の3連戦は、ドジャースの攻撃力とアストロズの投手力が対照的に表れたシリーズだった。
舞台となったのは、テキサス州ヒューストンにあるダイキン・パーク。3試合とも同球場で行われ、ドジャースは初戦と最終戦を制してシリーズを勝ち越した。
3試合のスコア一覧各試合の最終スコアと勝敗投手は以下のとおり。
- 5月4日:ドジャース8-3アストロズ
- 5月5日:ドジャース1-2アストロズ
- 5月6日:ドジャース12-2アストロズ
3試合の合計得点はドジャース21点、アストロズ7点。安打数でもドジャースが33本、アストロズが15本と大きく上回った。
特に注目したいのは、ドジャースが3試合を通して安定して出塁し、長打につなげた点だ。第2戦ではランバートに抑え込まれたものの、翌日の最終戦では14安打12得点と打線が爆発した。
シリーズ全体のチーム打撃成績- ドジャース:打率.295、出塁率.373、長打率.509、OPS.882
- アストロズ:打率.165、出塁率.200、長打率.297、OPS.497
OPSは出塁率と長打率を合算した指標で、打者がどれだけ得点につながる攻撃を生み出したかを把握する際に役立つ。今回のシリーズでは両チームの差が明確に数字へ表れた。
ただし、アストロズが第2戦で勝利した事実も見逃せない。3連戦全体ではドジャース優勢だったものの、投手戦に持ち込めばアストロズにも勝機があることを示した。
【試合別詳細】5月4日・5日・6日のスコアと先発投手、勝敗のポイント
今回の3連戦を詳しく見ると、試合ごとに勝敗を分けた要素が異なる。初戦はヤマモトの立て直しと長打、2戦目はランバートの好投、最終戦はパヘスの圧倒的な打撃が中心となった。
5月4日:ヤマモトが8奪三振、ドジャースが8対3で先勝シリーズ初戦は、ドジャースがアストロズを8対3で破った。
ドジャースの先発は山本由伸、アストロズはライアン・ワイス。試合序盤はアストロズが2対1とリードしたが、ドジャースは2回に逆転し、3回には4点を追加して主導権を握った。
攻撃面で目立ったのは、カイル・タッカーとアレックス・フリーランドの本塁打だ。タッカーは古巣アストロズを相手に一発を放ち、2打点を記録。フリーランドも本塁打を含む3安打2得点1打点と活躍した。
ウィル・スミスも5打数3安打。フレディ・フリーマンは2打点を挙げ、打線全体で相手投手にプレッシャーをかけた。
山本は6回を投げて5安打3失点、8奪三振、1四球。初回に失点したものの、その後は立て直して試合をつくった。ワイスは4回1/3で6自責点を喫し、ドジャース打線の集中攻撃を止められなかった。
この試合は、ドジャースが13安打を放ったことに加え、山本が6回まで投げ切った点も大きい。先発投手が一定のイニングを消化し、後続の救援陣につないだことで、試合終盤までリードを維持できた。
5月5日:大谷翔平が2本塁打を浴び、アストロズが2対1で勝利第2戦はアストロズが2対1で勝利。シリーズの流れを引き戻した。
ドジャースの先発は大谷翔平、アストロズはピーター・ランバート。両投手が7回まで投げる展開となり、初戦とは対照的な投手戦になった。
アストロズは2回にクリスチャン・ウォーカーがソロ本塁打を放ち、先制。続く3回にはブレーデン・シェウメーカーもソロ本塁打を記録し、2対0とリードを広げた。
ウォーカーとシェウメーカーの一発は、いずれも大谷から放たれたものだった。AP通信の試合報道によると、大谷がこの試合でシーズン初の被本塁打を記録し、しかも2本を許したことが大きな話題になった。
それでも大谷は7回を投げ、4安打2失点、8奪三振、無四球。投球内容そのものが大きく崩れたわけではなく、2本のソロ本塁打が失点に直結した。
一方、ランバートは7回を3安打無失点、4奪三振。4四球を与えながらも要所を締め、ドジャース打線に得点を許さなかった。
ドジャースは8回に1点を返したものの、反撃はそこまで。アンディ・パヘスが4打数3安打と気を吐いたが、チーム全体では6安打にとどまった。
この試合の要点は、ランバートが長いイニングを無失点で投げたことだ。強力打線を相手に四球を出しながらも失点しなかったことが、アストロズにとって大きな勝因となった。
5月6日:アンディ・パヘスが3本塁打6打点、12対2の大勝最終戦ではドジャースが12対2で圧勝し、シリーズの勝ち越しを決めた。
この試合の最大の主役はアンディ・パヘスだ。パヘスは5打数3安打、3本塁打、3得点、6打点という圧倒的な成績を残した。3本塁打と6打点はいずれもキャリアハイだった。
3回にはランス・マカラーズJr.から3ラン本塁打を放ち、ドジャースのリードを拡大。5回にはジェイソン・アレクサンダーから2ラン、9回にはさらにソロ本塁打を追加した。
大谷も4打数2安打、2得点、1打点。第2戦での無安打から立ち直り、3回の二塁打と5回の適時打で攻撃に貢献した。
ただし、ドジャースにとって投手面では想定外の出来事もあった。先発のタイラー・グラスノーが初回にブライス・マシューズのソロ本塁打を浴びた後、腰の痛みを訴えて2回を前に降板した。
その後はジャック・ドライヤーが2イニングを無失点に抑え、複数の救援投手が継投。ドライヤーに勝利投手が記録された。グラスノーの早期降板という不測の事態にもかかわらず、ブルペンが残り8イニングをカバーしたことは大きな収穫だった。
アストロズは14安打を浴びて12失点。打線も5安打2得点に終わり、ドジャースの勢いを止められなかった。
【両球団の関係と対戦記録】先発投手・主力選手・通算成績を比較
ドジャース対アストロズの対戦を理解するには、2026年の試合結果だけでなく、両チームの歴史的な関係も押さえておきたい。
レギュラーシーズンではドジャースが通算成績でリードしている一方、ポストシーズンでは互角の数字になっている。2017年のワールドシリーズも含め、両球団には長年にわたる競争の歴史がある。
主要エンティティと対戦関係の整理| 対象・人物・記録 | 関係・役割 | 確認できる実績 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| ロサンゼルス・ドジャース | ナショナルリーグ所属 | 2026年5月シリーズ2勝1敗 | 3試合21得点、33安打 |
| ヒューストン・アストロズ | アメリカンリーグ所属 | 2026年5月シリーズ1勝2敗 | 第2戦で大谷を攻略 |
| ダイキン・パーク | 2026年3連戦の開催球場 | 5月4〜6日の全3試合 | ヒューストンの本拠地 |
| 山本由伸 | 5月4日ドジャース先発 | 6回、5安打、3失点、8奪三振 | シリーズ初戦の勝利投手 |
| 大谷翔平 | 5月5日ドジャース先発 | 7回、4安打、2失点、8奪三振 | ウォーカーとシェウメーカーに被本塁打 |
| ピーター・ランバート | 5月5日アストロズ先発 | 7回、3安打、無失点 | 第2戦の勝利投手 |
| タイラー・グラスノー | 5月6日ドジャース先発 | 1回、1失点で降板 | 腰の痛みで早期降板 |
| アンディ・パヘス | ドジャース外野手 | 5月6日に3本塁打、6打点 | 最終戦の最大の立役者 |
| 2017年ワールドシリーズ | 両球団のポストシーズン対戦 | アストロズが4勝3敗 | 7試合に及んだ歴史的シリーズ |
Sports Referenceの対戦データによると、2026年の3連戦終了時点で、レギュラーシーズンの通算対戦成績は以下のとおり。
- ドジャース:399勝335敗
- アストロズ:335勝399敗
- 対戦試合数:734試合
- ドジャースの勝率:.544
数字だけを見ると、ドジャースが64勝多く、長期的には優勢を保っている。
一方、ポストシーズンの通算成績は両球団とも6勝6敗。1981年のナショナルリーグ地区シリーズではドジャースが3勝2敗で勝ち上がり、2017年のワールドシリーズではアストロズが4勝3敗で勝利した。
ここで注意したいのは、399勝335敗という数字はレギュラーシーズンのみの記録だという点だ。2017年ワールドシリーズなどのポストシーズンの勝敗を含めた数字ではない。
レギュラーシーズンでの優位と、短期決戦での互角という違いが、両球団の対戦関係を特徴づけている。
【2017年ワールドシリーズ】アストロズがドジャースを破った7試合の真相
ドジャースとアストロズの歴史を語るうえで、2017年ワールドシリーズは避けて通れない。
このシリーズは7試合までもつれ込み、アストロズが4勝3敗でドジャースを破った。アストロズにとって球団史上初のワールドシリーズ制覇であり、ドジャースにとってはあと一歩で世界一を逃した悔しい結果だった。
2017年ワールドシリーズ全7試合の結果- 第1戦:ドジャース3-1アストロズ
- 第2戦:アストロズ7-6ドジャース(延長11回)
- 第3戦:アストロズ5-3ドジャース
- 第4戦:ドジャース6-2アストロズ
- 第5戦:アストロズ13-12ドジャース(延長10回)
- 第6戦:ドジャース3-1アストロズ
- 第7戦:アストロズ5-1ドジャース
MLB公式のポストシーズン記録でも、アストロズが4勝3敗で優勝したと記録されている。
特に印象的だったのが第5戦だ。両チームが激しく得点を奪い合い、延長10回の末にアストロズが13対12で勝利。シリーズの行方を左右する一戦となった。
第6戦ではドジャースが3対1で勝利して最終戦に持ち込んだが、第7戦ではアストロズが5対1で勝利。敵地であるドジャースタジアムで優勝を決めた。
2017年アストロズのサイン盗み問題も重要な歴史的背景2017年の対戦を振り返る際には、優勝結果だけでなく、その後に発覚したサイン盗み問題も理解しておく必要がある。
MLBは2020年1月、アストロズの2017年シーズンにおける電子機器を利用したサイン盗みについて調査結果を公表した。コミッショナーの報告書では、中堅方向のカメラ映像を利用して相手捕手のサインを解読し、選手に情報を伝達する仕組みが存在したことが認定された。
この問題を受け、MLBは球団に罰金を科し、当時の球団幹部や監督にも処分を行った。
ただし、ここでは2つの事実を区別する必要がある。2017年シーズンの不正行為がMLBの調査で認定されたことと、2017年ワールドシリーズの公式な勝敗記録は別の問題だ。公式記録上、シリーズの優勝球団は現在もアストロズであり、4勝3敗という結果は変更されていない。
この歴史的背景があるため、両球団の対戦には単なる勝敗を超えた因縁が残っている。2026年の3連戦でも、過去のワールドシリーズを思い出しながら試合を見たファンは少なくないだろう。
【2026年の対戦傾向を分析】ドジャースとアストロズの強み・弱みはどこにある?
今回の3連戦から読み取れるのは、ドジャースの打線が持つ爆発力と、アストロズが投手戦で見せた対応力の違いだ。
ドジャースの強みは打線の層の厚さドジャースは大谷翔平、フレディ・フリーマン、ウィル・スミス、カイル・タッカー、アンディ・パヘスらを擁する攻撃陣が特徴だ。
今回の3連戦では、特定の打者だけに得点が集中したわけではない。
初戦ではタッカーとフリーランドが本塁打を放ち、フリーマンとスミスも得点に絡んだ。最終戦ではパヘスが3本塁打6打点と突出した結果を残し、大谷も複数安打を記録した。
こうした複数の選手による得点力は、相手投手にとって非常に厄介だ。中心打者を抑えたとしても、別の選手が長打を放つ可能性がある。
また、5月6日のグラスノー降板後に救援陣が試合を立て直した点も見逃せない。先発投手のアクシデントをカバーできるブルペンの運用力は、長いシーズンを戦ううえで大きな意味を持つ。
アストロズの強みは投手戦での対応力アストロズが勝利した5月5日の試合では、ランバートが7回無失点という素晴らしい投球を披露した。
ドジャースの強力打線を相手に、長打を許さず、走者を出しても得点を防いだことが勝利につながった。
打線ではウォーカーとシェウメーカーが本塁打を放ち、少ないチャンスを得点に結びつけた。大量得点を狙うのではなく、投手がリードを守り、必要な場面で打者が仕事をするという勝ち方だった。
一方、3試合全体では15安打7得点にとどまった。ドジャースとの打撃成績の差は大きく、今後の対戦では得点機会を増やせるかが課題になる。
両球団を比較するときに見るべき4つの指標今後のドジャース対アストロズを観戦する際には、単純な勝敗だけでなく、次の数字にも注目したい。
- 先発投手の投球回:先発が6〜7回を投げられるかは、救援陣の負担に直結する。
- 出塁率:安打だけでなく四球も含め、得点につながる走者をどれだけ出せるかを見る。
- 長打率・OPS:本塁打や二塁打など、長打によって試合の流れを変えられるかを判断する。
- 得点圏打率:走者を得点圏に進めた場面で、適時打を生み出せるかが重要になる。
3試合だけの結果から年間の優劣を決めるのは早い。特に投手の調子や負傷による交代は、次の対戦に影響する可能性があるため、最新の先発予定や選手の出場状況も併せて確認したい。
【プロの結論】今回の勝ち越しをどう評価するべきか今回のドジャースの2勝1敗は、打線の総合力が結果に反映されたシリーズだった。21得点、33安打という数字は、3試合を通じて攻撃面で優位に立ったことを示している。
ただし、アストロズの1勝にも価値がある。ランバートがドジャース打線を7回無失点に抑えた試合は、強力打線を攻略するためには先発投手の安定感が欠かせないことを証明した。
観戦時に重視したいのは、シリーズの勝敗だけを見てチームの実力を判断しないことだ。投手の投球内容、打線の出塁状況、長打の数、救援陣の負担まで確認すれば、試合結果の背景がより明確になる。
【ドジャース対アストロズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年5月のドジャース対アストロズの試合結果は?
A1:5月4日はドジャースが8対3で勝利、5月5日はアストロズが2対1で勝利、5月6日はドジャースが12対2で勝利した。3連戦はドジャースの2勝1敗だった。
Q2:2026年5月の3連戦で最も活躍した打者は誰?
A2:5月6日に3本塁打、6打点を記録したアンディ・パヘスが最大の活躍を見せた。5月4日にはアレックス・フリーランドが本塁打を含む3安打、カイル・タッカーも本塁打と2打点を記録している。
Q3:2026年のドジャース対アストロズの先発投手は誰だった?
A3:5月4日は山本由伸とライアン・ワイス、5月5日は大谷翔平とピーター・ランバート、5月6日はタイラー・グラスノーとランス・マカラーズJr.が先発した。なお、グラスノーは腰の痛みで1回終了後に降板している。
Q4:ドジャース対アストロズのレギュラーシーズン通算成績は?
A4:2026年の3連戦終了時点では、ドジャースが399勝335敗でリードしている。対戦数は734試合で、ドジャースの勝率は.544。ポストシーズンは別集計で、両球団とも6勝6敗となっている。
Q5:2017年ワールドシリーズではどちらが優勝した?
A5:ヒューストン・アストロズがロサンゼルス・ドジャースを4勝3敗で破り、優勝した。第7戦のスコアは5対1で、アストロズがドジャースの本拠地で優勝を決めた。
Q6:2026年の3連戦はどこで開催された?
A6:テキサス州ヒューストンのダイキン・パークで開催された。5月4日から6日までの3試合すべてが同球場で行われた。
2026年5月4〜6日のドジャース対アストロズは、ドジャースが2勝1敗で勝ち越した。初戦は山本由伸の8奪三振とタッカー、フリーランドの本塁打、2戦目はランバートの7回無失点、最終戦はパヘスの3本塁打6打点が、それぞれ試合の中心となった。
レギュラーシーズンの通算成績ではドジャースが399勝335敗と優位に立つ一方、ポストシーズンは6勝6敗。2017年ワールドシリーズではアストロズが4勝3敗で勝利しており、両球団の歴史は一方的なものではない。
今後の対戦を見る際は、過去の優勝回数や通算勝敗だけでなく、先発投手の状態、主力打者の調子、救援陣の運用にも注目したい。ドジャースの強力打線が再びアストロズを圧倒するのか、それともアストロズが投手力を軸に巻き返すのか。2017年から続く両球団の歴史を踏まえると、次の対戦も見逃せないカードとなる。
主な照合資料: MLB公式試合記録、AP通信の試合報道、Sports Referenceの通算対戦データ、MLBコミッショナーの2017年サイン盗み調査報告書。