2026年11月現在、千葉ロッテマリーンズの二軍は、従来のイースタン・リーグから再編された「ファーム・リーグ東地区」でシーズンを戦い、51勝56敗7分、勝率.477の3位で2026年の公式戦全日程を終えた。東地区優勝は北海道日本ハムファイターズで、ロッテは首位から12.5ゲーム差という結果だった。
一方、球団のファームを取り巻く環境には大きな変化が起きている。現在の拠点であるロッテ浦和球場は2026年シーズンも使用されているが、千葉県君津市では新たなファーム施設「CO-FIELD KIMITSU」の整備計画が進行中だ。完成目標は2030年1月末。今後は選手育成だけでなく、地域と一体になった新しいボールパークの実現にも注目が集まる。
この記事では、公式試合日程・結果、最終順位、対戦成績、注目選手、浦和球場の現状、そして君津への移転計画まで、ロッテ二軍の現在を整理する。
【2026年最新】ロッテ二軍の現在の状況と試合日程・結果

2026年11月6日現在、ロッテ二軍のファーム・リーグ公式戦はすでに終了している。
日本野球機構(NPB)の発表によると、2026年9月27日に各地区の公式戦全日程が終了し、最終成績が確定した。ロッテは同日の最終節でオイシックス新潟との試合を戦い、東地区3位でシーズンを締めくくった。
今の時期に試合を探す場合、レギュラーシーズンの試合と、秋季の教育・育成関連試合を区別することが大切だ。
2026年の試合日程を確認する方法千葉ロッテマリーンズ公式サイトには、ファーム専用の試合日程・結果カレンダーが設けられている。
日付ごとにホーム・ビジター、対戦相手、試合開始時刻、開催球場などを確認でき、試合結果も掲載される。球団公式の案内では、試合日程・結果カレンダーは試合翌日更新となっている。
2026年10月のカレンダーには、宮崎で開催されるフェニックス・リーグの日程も掲載されていた。通常のファーム公式戦とは別の大会・育成機会としてチェックしたい情報だ。
ロッテ二軍の試合速報はどこで見られる?試合開催日に速報を確認するなら、主な選択肢は次のとおり。
- 千葉ロッテマリーンズ公式サイト:試合速報、試合日程、結果、選手成績などの公式情報。
- NPB公式サイト:ファーム・リーグの試合結果、順位表、チーム・個人成績。
- dメニュースポーツ:ファーム戦のチーム情報、試合日程・結果、順位表、選手データ。
特にdメニュースポーツは、ファーム戦専用の情報ページを設けており、千葉ロッテのチーム情報や選手プロフィールを調べる際にも役立つ。
ただし、2026年11月現在は公式戦の開催期間外であるため、リアルタイムの試合速報ではなく、確定した試合結果や過去の成績を確認する時期となっている。
【2026年最終順位】ロッテ二軍の順位表と対戦成績を分析
2026年のロッテ二軍は、ファーム・リーグ東地区で5球団中3位となった。
NPBの最終成績では、114試合で51勝56敗7分。勝率は.477で、首位の日本ハムとは12.5ゲーム差だった。
注目したいのは、順位だけでなく対戦相手ごとの勝敗だ。チームがどの相手に苦戦し、どの相手に強さを見せたのかを比較すると、シーズンの特徴が見えてくる。
2026年ファーム・リーグ東地区の最終順位| 順位 | 球団 | 試合 | 勝敗 | 勝率 | 首位との差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日本ハム | 111 | 62勝42敗7分 | .596 | - |
| 2位 | 楽天 | 117 | 57勝55敗5分 | .509 | 9.0 |
| 3位 | 千葉ロッテ | 114 | 51勝56敗7分 | .477 | 12.5 |
| 4位 | ヤクルト | 112 | 48勝56敗8分 | .462 | 14.0 |
| 5位 | オイシックス新潟 | 119 | 46勝69敗4分 | .400 | 21.5 |
出典:日本野球機構「2026年度ファーム・リーグ(東地区)チーム勝敗表」。2026年9月27日全日程終了時点。
ロッテの対戦成績から見える特徴2026年の対戦成績では、オイシックス新潟に対して12勝7敗1分と勝ち越した。一方、楽天には5勝11敗、日本ハムには5勝7敗1分、ヤクルトには5勝8敗3分だった。
特に楽天戦は、東地区の上位争いを左右する対戦で苦戦したことが分かる。
また、ホームでは30勝25敗2分だったのに対し、ビジターでは21勝31敗5分。遠征試合での成績が伸び悩んだことも、最終順位を考えるうえで見逃せない。
一方、他地区との交流戦は24勝23敗2分と勝ち越している。
つまり、2026年のロッテ二軍は、交流戦では一定の競争力を示したものの、東地区内の上位球団との直接対決、とりわけ楽天戦で差をつけられたシーズンだった。
【選手情報】2026年に注目されたロッテ二軍の選手と成績
二軍の成績を見る際には、チーム順位だけで選手の評価を決めないことが重要だ。
ファームは若手選手の育成、故障からの復帰、調整登板、実戦経験の積み重ねなど、複数の目的を持つ場所だからだ。
2026年の千葉ロッテの個人成績では、打撃面で愛斗や櫻井ユウヤ、投手陣では唐川侑己らの記録が注目される。
愛斗:限られた出場機会で打率.355NPBの2026年度ファーム個人打撃成績によると、愛斗は35試合に出場し、124打数44安打、打率.355を記録した。
さらに5本塁打、19打点をマークしている。
出場試合数は35試合であり、シーズンを通じた規定打席到達者と単純比較することはできない。それでも、出場した試合で残した打撃成績は注目に値する。
櫻井ユウヤ:102試合出場で経験を蓄積櫻井ユウヤは2026年のファーム公式戦で102試合に出場。
415打席、392打数96安打、打率.245、6本塁打、43打点を記録した。
100試合を超える実戦経験は、打席数や対戦投手の幅という面でも意味がある。打率だけでなく、長打力や打点、三振数など複数の指標を組み合わせて評価したい選手だ。
唐川侑己:ファーム東地区の最多勝7勝2026年のロッテ投手陣で特筆すべき話題の一つが、唐川侑己の現役引退発表だ。
球団は2026年9月4日、唐川投手が今季限りで現役を引退すると発表した。プロ生活は19年間に及び、球団は10月3日にZOZOマリンスタジアムで引退セレモニーを開催する予定としていた。
また、2026年のファーム・リーグ東地区では、唐川が最多勝利の7勝を記録した。
若手の育成が主目的となるファームで、長年チームを支えてきたベテラン投手の存在にも目を向けたい。
最新の選手情報を調べるポイント選手の現在の所属状況や出場状況を知りたい場合は、球団公式の選手名鑑、出場選手一覧、登録・抹消情報を確認するのが基本となる。
また、NPBの球団別個人成績では、打率、本塁打、打点、登板数、勝敗、防御率、奪三振などを確認できる。
2026年の成績と2027年の所属・登録状況は別の情報として扱い、シーズン終了後の契約変更や選手の移籍情報も確認したい。
【制度変更】2026年から始まったファーム・リーグ東地区とは?
ロッテ二軍の順位を調べる際に注意したいのが、2026年から導入されたファーム・リーグの新制度だ。
2025年までのファーム公式戦は、イースタン・リーグとウエスタン・リーグの2リーグ制だった。
しかし、2026年からは「ファーム・リーグ」という名称の1リーグ3地区制に再編された。
東地区には日本ハム、楽天、ロッテ、ヤクルト、オイシックスの5球団が所属している。
中地区は西武、巨人、DeNA、ハヤテ静岡、中日の5球団、西地区はオリックス、阪神、広島、ソフトバンクの4球団という構成だ。
新制度で何が変わったのか大きな変更点は、地区内対戦だけでなく、他地区との交流戦も年間を通じて組み込まれるようになったことだ。
NPBが2026年1月22日に発表した日程補足によれば、地区内対戦と他地区との交流戦を組み合わせる方式が基本となっている。
また、試合中止による再試合は行わず、最終的に消化した試合数をもとに勝率で順位を決める仕組みが採用された。
この変更により、球団ごとの最終試合数が異なる場合もある。実際、2026年のロッテは114試合、日本ハムは111試合、楽天は117試合だった。
したがって、単純な勝利数だけで順位を判断するのではなく、勝率とゲーム差を合わせて確認する必要がある。
ファーム日本一を決める仕組みも刷新2026年からはファーム日本選手権の方式も刷新された。
各地区の優勝チームと、各地区2位のうち最も勝率が高いチームが参加する4球団形式が採用された。
東地区の優勝は日本ハムとなり、ロッテは地区優勝を逃したため、東地区代表としての出場権を得られなかった。
新制度は、単にリーグの名称を変更したものではない。育成環境の充実、他地域との対戦機会、ファーム興行の活性化などを視野に入れた構造的な改革である。
【ロッテ浦和球場の現在】2026年も観戦できる?移転との関係
ロッテ二軍の現在の拠点として知られているのが、埼玉県さいたま市にあるロッテ浦和球場だ。
2026年11月現在も、球団公式サイトにはロッテ浦和球場の施設情報と観戦ルールが掲載されている。
2026年2月24日には球団から観戦ルールの改訂も発表され、同シーズンから新しいルールが適用された。
つまり、君津への移転計画が進んでいるからといって、2026年の段階で浦和球場がすでに閉鎖されたわけではない。
ロッテ浦和球場で観戦するときの注意点球団公式の観戦ルールによると、座席は全席自由席となっている。
飲食物については、禁止対象に該当しないものは持ち込み可能。ただし、ビン、缶、クーラーボックス、酒類などは禁止されている。
また、次のような行為にも注意が必要だ。
- 他の観客の観戦を妨げる行為
- フェンスやネットによじ登る行為
- ボールを追いかけて危険な場所へ移動する行為
- トランペットや太鼓などの鳴り物を使った応援
- 三脚や荷物による座席・通路の占有
ファームの試合は一軍の大型球場とは異なり、選手との距離が近いことが魅力だ。その分、球場独自のルールを守って観戦する必要がある。
なお、浦和球場での開催試合や練習の公開状況は日によって異なる。現地へ向かう場合は、球団公式の試合日程と観戦ルールを事前に確認したい。
【移転計画の全貌】CO-FIELD KIMITSUはいつ完成?新ファーム施設を解説
ロッテ二軍の将来を考えるうえで、最も大きなトピックが千葉県君津市で進められているファーム施設移転プロジェクト「CO-FIELD KIMITSU」だ。
このプロジェクトは、千葉ロッテマリーンズと君津市が連携して進める新しいファーム拠点の整備計画である。
2026年7月1日には、君津市から「(仮称)貞元総合公園整備基本計画」が発表された。球団も同日、新施設に関する整備基本計画の策定を公表している。
完成目標は2030年1月末君津市の公式特設サイトによると、新施設の完成目標は2030年1月末。
計画地は君津市の貞元・中富地区の一部で、JR君津駅から約1kmの場所に位置する。
主な計画概要は次のとおり。
- 施設名:CO-FIELD KIMITSU
- 計画地:千葉県君津市貞元・中富地区の一部
- 敷地面積:約14.4ヘクタール
- 完成目標:2030年1月末
- 概算事業費:約208億円(2026年6月時点の試算)
- 駐車場:約600台を想定
JR君津駅南口から徒歩約10分、君津インターチェンジから車で約8分という立地も特徴だ。
単なる練習場ではない新しいボールパークCO-FIELD KIMITSUの特徴は、プロ野球選手のための施設だけにとどまらない点にある。
君津市の基本計画では、スタジアムゾーン、クラブハウスゾーン、トレーニングゾーン、緑の広場ゾーンなど、複数の機能を組み合わせた公園として整備する構想が示されている。
具体的には、次のような施設が計画されている。
スタジアムゾーン
プロ野球ファーム公式戦などを開催するエリア。観客席、チケット売り場、飲食・物販店、散策路などの整備が予定されている。
クラブハウスゾーン
ロッカー、トレーニングルーム、球団の事務機能などを備える施設。球団が使用しない場合は一般利用も想定されている。
トレーニングゾーン
主に球団が使用するグラウンドや屋内練習場などを整備するエリア。一般の来園者が練習を見学できる構想も含まれる。
緑の広場ゾーン
芝生広場や子ども向け遊具などを設け、試合がない日にも地域住民が利用できる空間を目指す。
このように、CO-FIELD KIMITSUは野球観戦と日常的な公園利用を組み合わせる構想となっている。
なぜ君津市への移転が注目されるのかファームの拠点整備は、選手の育成環境に直接関係する。
練習施設、トレーニング環境、選手が日常的に過ごす場所などが一体化すれば、育成活動をより効率的に進められる可能性がある。
加えて、君津市側にも地域活性化という目的がある。
基本計画では、スポーツを通じた子どもの成長支援、地域経済の活性化、南千葉エリアへの来訪促進、防災機能の強化などが掲げられている。
球団側にとっては育成環境の充実、地域側にとっては交流人口や地域のにぎわいの創出という、双方の目的が重なっている点が特徴だ。
ただし、2030年1月末は施設の完成目標であり、個々の施設の供用開始日やチームの具体的な移転日とは区別する必要がある。
2026年11月現在、CO-FIELD KIMITSUは整備計画を進めている段階であり、実際に新拠点で試合が開催されているわけではない。
【よくある質問】ロッテ二軍に関する疑問(FAQ)
Q1:2026年のロッテ二軍の順位は何位?
A1:ファーム・リーグ東地区の3位です。114試合で51勝56敗7分、勝率.477を記録しました。首位の日本ハムとは12.5ゲーム差でした。
Q2:ロッテ二軍の試合日程や結果はどこで確認できる?
A2:千葉ロッテマリーンズ公式サイトのファーム試合日程・結果カレンダーが基本です。NPB公式サイトでは順位表や個人成績、dメニュースポーツではファーム戦のチーム情報や選手データも確認できます。
Q3:ロッテ二軍はすでに君津へ移転した?
A3:2026年11月現在、移転は完了していません。現在の拠点はロッテ浦和球場で、君津市のCO-FIELD KIMITSUは2030年1月末の完成を目標に整備計画が進められています。
Q4:CO-FIELD KIMITSUは一般の人も利用できる?
A4:君津市の基本計画では、一般利用できる公園や広場、カフェなどが構想されています。また、トレーニングゾーンでは一般の人による練習見学も想定されています。ただし、実際の利用条件や運用方法は今後の発表を確認する必要があります。
Q5:ロッテ浦和球場では自由に練習や試合を見学できる?
A5:球団が公開する試合・練習・イベントなどが対象です。全席自由席などの観戦ルールがありますが、すべての日に見学できるわけではありません。来場前に球団公式サイトで公開状況を確認してください。
2026年の千葉ロッテマリーンズ二軍は、ファーム・リーグ東地区で51勝56敗7分、3位という結果でシーズンを終えた。
日本ハムや楽天との対戦成績、ホームとビジターの勝敗差、選手個人の打撃・投球成績を見ることで、単なる順位以上にチームの課題や選手の成長を把握できる。
そして、球団の将来を左右するのがCO-FIELD KIMITSUの整備計画だ。
ロッテ浦和球場は2026年現在もファームの拠点として使用されている一方、君津市では2030年1月末の完成を目標とする新しい施設整備が進んでいる。
今後、ロッテ二軍を追いかけるファンが確認しておきたい情報は、次の3つだ。
- 試合情報:球団公式サイトで次シーズンの試合日程、試合結果、開催球場を確認する。
- 選手情報:NPB公式成績と球団の選手名鑑を使い、若手の成長や一軍登録状況を追う。
- 移転情報:君津市と球団の公式発表を確認し、CO-FIELD KIMITSUの整備状況や運用開始時期を把握する。
2026年はファーム・リーグの制度改革が始まった節目の年でもある。これからのロッテ二軍は、選手育成と地域に開かれた新しい野球拠点づくりという二つのテーマを抱えながら、次のシーズンへ向かっていく。
主な根拠資料
- NPB「2026年度ファーム・リーグ東地区 チーム勝敗表・個人成績」
- 千葉ロッテマリーンズ「ファーム」「ロッテ浦和球場観戦ルール」
- 君津市「CO-FIELD KIMITSU特設サイト」「(仮称)貞元総合公園整備基本計画」
- NPB「2026年度ファーム・リーグ選手権試合日程発表」
- 千葉ロッテマリーンズ「唐川投手 引退のお知らせ」
- dメニュースポーツ「プロ野球ファーム戦 チーム情報」