ホーム スポーツ 高梨裕稔の現在は?ヤクルトでの2026年成績、日本ハム時代と石川雅規引退試合を徹底解説

高梨裕稔の現在は?ヤクルトでの2026年成績、日本ハム時代と石川雅規引退試合を徹底解説

神崎 雪穂 神崎 雪穂 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

2026年11月現在、プロ野球選手の高梨裕稔(たかなし・ひろとし)は、東京ヤクルトスワローズに所属する右投右打の投手です。1991年6月5日生まれの35歳で、身長188cm、体重94kg。2013年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに指名され、2016年にはパ・リーグ新人王を獲得しました。

日本ハム時代の活躍から2019年のヤクルト移籍、2026年4月の巨人戦で記録した7回1安打無失点の好投、そして10月3日に行われた石川雅規の引退試合まで、高梨のキャリアには印象的な転換点があります。2026年シーズンの公式成績と本人のコメントを照らし合わせながら、現在の立ち位置と投手としての実績を整理します。

【2026年最新】高梨裕稔の現在の所属・プロフィールを紹介

高梨裕稔

高梨裕稔は2026年シーズン終了時点で、東京ヤクルトスワローズに所属する現役投手です。日本ハムから移籍して以降、先発投手を中心にチームを支えてきました。

高梨裕稔の基本プロフィール

東京ヤクルトスワローズの公式選手プロフィールおよびNPBの選手データによると、基本情報は次のとおりです。

  • 名前:高梨裕稔(たかなし・ひろとし)
  • 生年月日:1991年6月5日
  • 年齢:35歳(2026年11月現在)
  • 出身地:千葉県茂原市
  • 身長:188cm
  • 体重:94kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 背番号:40
  • ドラフト:2013年ドラフト4位
  • 所属球団:東京ヤクルトスワローズ
  • 経歴:土気高校-山梨学院大学-北海道日本ハムファイターズ-東京ヤクルトスワローズ
出身地は千葉県茂原市

高梨は千葉県茂原市の出身です。茂原市公式サイトのスポーツ大使紹介ページにも、東京ヤクルトスワローズの選手として掲載されています。

同市の公表する経歴では、茂原市立萩原小学校、茂原市立茂原中学校を経て、千葉県立土気高校へ進学。その後、山梨学院大学で野球を続けました。

188cmという恵まれた体格は、プロ野球の先発投手として存在感のある特徴です。大学時代には山梨学院大学のエース右腕として活躍し、2013年のドラフト会議で日本ハムから指名されました。

【経歴】土気高校から山梨学院大学、2013年ドラフト4位でプロ入り

高梨のプロ野球人生は、大学野球での実績を評価されたことから始まります。高校、大学、日本ハム、ヤクルトという4つの段階を経て、現在のキャリアを築いてきました。

土気高校から山梨学院大学へ

高校時代は千葉県立土気高校でプレー。その後、山梨学院大学に進学し、投手として力を伸ばしました。

2013年のドラフト会議では、山梨学院大学4年生のエースとして北海道日本ハムファイターズから4位指名を受けています。

当時の山梨学院大学の広報記録によれば、指名後の取材で高梨は、プロ野球の世界に入ることは子どものころからの夢だったと喜びを語りました。大学の野球部員たちからも祝福を受け、プロ入りへの期待を高めました。

2014年に日本ハム入団、2016年に大ブレーク

2014年に北海道日本ハムファイターズへ入団。プロ入り直後から一軍で実績を残したわけではありませんが、2015年の一軍登板を経て、翌2016年に大きく飛躍します。

2016年は開幕当初、中継ぎとして起用されました。4月1日のソフトバンク戦でプロ初勝利を挙げ、6月8日の広島戦では先発初登板で勝利。その後、先発ローテーションの一角に定着しました。

最終的には37試合登板、10勝2敗、防御率2.38、109回2/3、86奪三振という成績を記録。チームのリーグ優勝と日本一にも貢献しました。

そして2016年11月28日、NPB AWARDSでパ・リーグ最優秀新人賞、いわゆる新人王に選出されました。大卒3年目での受賞は、高梨にとってキャリア最大級の実績の一つです。

【日本ハム時代からヤクルトへ】2018年のトレードが転機に

日本ハムで新人王を獲得した高梨ですが、2018年オフに大きな転機を迎えます。それが東京ヤクルトスワローズへの交換トレードです。

秋吉亮・谷内亮太との2対2トレード

2018年12月11日、日本ハムとヤクルトの間で2対2の交換トレードが発表されました。

高梨裕稔と太田賢吾がヤクルトへ移籍し、秋吉亮と谷内亮太が日本ハムへ移るという内容です。

両球団の発表では、高梨は新天地でこれまでの経験を生かして活躍する意欲を示しました。日本ハム時代に日本一を経験した投手が、セ・リーグのヤクルトで新たな役割を担うことになったのです。

ヤクルト移籍後の成績と浮き沈み

ヤクルト移籍1年目の2019年は21試合に登板して5勝7敗、防御率6.23。日本ハム時代の新人王獲得時と比較すると、苦しいシーズンになりました。

2020年は18試合で3勝6敗、防御率4.12。2021年には12試合で4勝1敗、防御率3.63と持ち直します。

2022年は20試合に登板して7勝9敗、102回2/3を投げました。7勝という数字は、ヤクルト移籍後のシーズン最多勝利です。

一方、2023年は15試合で0勝3敗、2024年も8試合で1勝4敗と、登板機会を十分に確保できない時期が続きました。

それでも2025年は17試合で3勝6敗、防御率3.10。防御率の面では前年から改善を示し、2026年にも好投を見せています。

【年度別成績を一覧】高梨裕稔の2015~2026年の投手成績

高梨のキャリアを理解するには、勝敗だけでなく、防御率や投球回数、奪三振数も合わせて見る必要があります。

以下は東京ヤクルトスワローズの選手成績およびNPB公式の個人年度別成績を基に整理したものです。2026年はシーズン終了時の数字です。

年度 所属 登板 勝敗 投球回 奪三振 防御率
2015日本ハム20勝1敗7回1/373.68
2016日本ハム3710勝2敗109回2/3862.38
2017日本ハム227勝7敗117回1/31003.68
2018日本ハム185勝7敗110回784.50
2019ヤクルト215勝7敗78回826.23
2020ヤクルト183勝6敗94回844.12
2021ヤクルト124勝1敗62回563.63
2022ヤクルト207勝9敗102回2/3844.30
2023ヤクルト150勝3敗40回1/3304.69
2024ヤクルト81勝4敗37回374.14
2025ヤクルト173勝6敗95回2/3773.10
2026ヤクルト156勝3敗86回2/3782.60
年度別成績から読み取れる3つのポイント

1. 2016年はキャリアを代表するシーズン

10勝2敗、防御率2.38という数字は、高梨の投手としての能力を強く印象づけました。先発と中継ぎの両方を経験しながら結果を残したことも特徴です。

2. ヤクルト移籍後は安定感に波がある

2019年の防御率6.23から、2022年には7勝を挙げるなど、シーズンごとに状態の変化が見られます。2023年、2024年は登板数や投球回数も減少しました。

3. 2025年、2026年は防御率が改善

2025年の防御率3.10に続き、2026年は2.60を記録しています。特に2026年は6勝3敗と勝ち越しており、登板機会を得た試合では結果を残しました。

NPB公式記録における2026年終了時点の通算成績は、205試合登板、51勝56敗、防御率3.85。プロ入り後の積み重ねを示す数字です。

【2026年の注目登板】7回1安打無失点と石川雅規の引退試合

2026年の高梨を語るうえで外せないのが、4月12日の巨人戦と、10月3日の石川雅規の引退試合です。どちらもヤクルトの公式記録に残る重要な登板となりました。

4月12日の巨人戦で7回1安打無失点

2026年4月12日、東京ドームで行われた巨人対ヤクルト戦。高梨は先発投手としてマウンドに上がり、巨人打線を相手に素晴らしい投球を披露しました。

特に注目されたのは、7回1死まで一人の走者も許さなかったことです。完全試合への期待が高まりましたが、7回1死から中山礼都に中前打を許し、記録は途切れました。

それでも後続を抑え、最終的には7回1安打無失点。85球、5奪三振、無四球という内容でした。

ヤクルトは2対0で勝利し、高梨は2026年シーズンの初勝利を手にしています。

この登板について整理すると、次のようになります。

  • 試合日:2026年4月12日
  • 対戦相手:読売ジャイアンツ
  • 球場:東京ドーム
  • 投球回:7回
  • 被安打:1
  • 失点:0
  • 奪三振:5
  • 与四球:0
  • 試合結果:ヤクルト2-0巨人

なお、この試合は完全試合でもノーヒットノーランでもありません。7回1死まで完全投球を続けた後、1安打を許しながら7回を無失点で投げ切った記録です。この違いは正確に押さえておきたいところです。

10月3日、石川雅規の引退試合に先発

もう一つの大きな出来事が、2026年10月3日に神宮球場で開催された中日戦です。この日はヤクルト一筋で長く活躍してきた石川雅規の引退試合でした。

高梨はこの試合の先発を任されました。7回を投げ、被安打5、奪三振7、与四球2、失点3、自責点1という投球内容でした。

試合はヤクルトが1対3で敗れましたが、8回には引退試合の主役である石川が登板。打者から空振り三振を奪い、最後の登板に花を添えました。

高梨にとっても、長年チームを支えた先輩と同じ試合で投げることには特別な意味があったようです。

石川雅規について高梨が語った言葉

2026年10月16日公開の「週刊ベースボールONLINE」の選手コメントでは、高梨が石川との関係や引退試合を振り返っています。

「石川さんは本当にヤクルトの太陽みたいな存在でした」

高梨によると、石川は一軍でも二軍でも後輩に前向きな言葉を掛け、助言を通じて投手陣を支えていたといいます。単に実績のある先輩というだけではなく、チーム全体に良い影響を与える存在だったことが伝わります。

また、高梨自身も2026年は故障によってシーズンを通じてチームに貢献できなかったことを悔やみ、申し訳ない気持ちを明かしました。そして翌年は継続して投げ、石川にも良い姿を見せたいという意欲を示しています。

このコメントからは、2026年の成績だけでは測れない本人の課題意識が見えてきます。6勝3敗、防御率2.60という数字を残していても、本人が目指していたのは、年間を通じて先発投手としてチームを支えることだったのでしょう。

【プロの結論】高梨裕稔の投手としての実力と今後の注目点

高梨のキャリアを振り返ると、2016年の新人王獲得が大きな成功体験である一方、日本ハムからヤクルトへの移籍後は、好調なシーズンと苦しいシーズンを経験してきたことが分かります。

評価すべきなのは勝利数だけではない

先発投手を評価するとき、勝利数だけで判断するのは適切ではありません。援護点や救援投手の働きなど、自分ではコントロールできない要素も勝敗に影響するためです。

高梨の場合、投球回数、防御率、奪三振数を合わせて確認すると、より実態に近い評価ができます。

例えば2026年は6勝3敗、防御率2.60、86回2/3、78奪三振。2025年の防御率3.10からさらに改善しています。登板数は15試合ですが、投げた試合での失点を抑えたことは評価できる材料です。

今後の課題は故障からの回復と継続的な登板

2026年10月の本人コメントで明確になったのは、故障による稼働面の悔しさです。

2026年の防御率2.60は好材料ですが、先発投手に求められる役割は、1試合の好投だけではありません。シーズンを通してローテーションを守り、安定した投球回数を積み重ねることも重要です。

今後の高梨を評価する際には、次の3点が判断基準になります。

  • 故障からの回復:コンディションを整え、継続的に登板できるか。
  • 先発としての安定性:防御率だけでなく、投球回数や四球数も安定させられるか。
  • 若手投手への経験還元:日本ハム時代から積み上げた経験をチームに生かせるか。

特に石川雅規の引退後は、ベテラン投手としてチーム内で担う役割にも注目が集まります。本人が語った「来年はしっかり投げ続けられるように」という言葉は、次のシーズンに向けた明確な目標です。

高梨裕稔に関するよくある質問(FAQ)

Q1:高梨裕稔は2026年現在どこの球団に所属していますか?
A1:東京ヤクルトスワローズです。背番号40の右投右打の投手として登録されています。

Q2:高梨裕稔の出身地と出身大学はどこですか?
A2:千葉県茂原市出身です。千葉県立土気高校を卒業後、山梨学院大学に進学しました。

Q3:高梨裕稔は何年のドラフトで指名されましたか?
A3:2013年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4位指名を受けました。2014年に入団しています。

Q4:高梨裕稔は新人王を獲得していますか?
A4:はい。2016年にパ・リーグの最優秀新人賞を獲得しました。この年は10勝2敗、防御率2.38を記録しています。

Q5:高梨裕稔の7回1安打無失点はいつの試合ですか?
A5:2026年4月12日の巨人戦です。7回1死まで完全投球を続け、最終的に7回1安打無失点で今季初勝利を挙げました。

Q6:石川雅規の引退試合で高梨裕稔は何をしましたか?
A6:2026年10月3日の中日戦で先発しました。試合後には石川を「ヤクルトの太陽みたいな存在」と表現し、後輩への助言や前向きな姿勢に感謝を示しています。

Q7:高梨裕稔の2026年シーズンの成績は?
A7:公式記録では15試合登板、6勝3敗、防御率2.60、86回2/3、78奪三振です。本人は故障によってシーズンを通じて貢献できなかったことを悔やんでいます。

高梨裕稔は、2013年ドラフト4位で日本ハムに入団し、2016年のパ・リーグ新人王を経て、2019年からヤクルトでプレーしてきた実績ある右腕です。

2026年は4月12日の巨人戦で7回1安打無失点の好投を披露し、シーズン終了時には6勝3敗、防御率2.60を記録しました。数字だけを見れば、投球内容の改善が感じられるシーズンです。

一方、10月3日の石川雅規引退試合で先発した後、本人は故障によって年間を通じて貢献できなかった悔しさを明かしました。石川から受けた助言や姿勢を大切にしながら、再び継続して投げられる状態を目指しています。

高梨の今後を判断するうえで重要なのは、2016年の新人王という過去の実績だけでも、2026年の防御率だけでもありません。故障を乗り越え、先発投手としてどれだけ安定して登板を続けられるかが最大の焦点です。

日本ハム時代の栄光、ヤクルト移籍後の試行錯誤、そして石川雅規から受け継いだもの。35歳を迎えた高梨裕稔の次のシーズンは、これまでの経験をどのように生かすかが問われる一年になりそうです。

同じカテゴリの記事

神崎 雪穂
デジタルマーケター 神崎 雪穂
プロフィールを見る →

調理師免許を持つフードライター。栄養価は公的食品データベース、調理法はメーカー公式表記で裏取りし、旬は市場入荷記録を参照します。

おすすめの関連記事