坂本光士郎(さかもと・こうしろう)は、2026年現在、千葉ロッテマリーンズに所属する左腕投手です。広島県三次市出身で、2018年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団。2022年7月の交換トレードでロッテへ移籍し、以降は救援投手として一軍のマウンドを経験してきました。
2026年シーズンのNPB公式記録では、29試合に登板して2勝1敗、1ホールド、防御率3.86を記録。チームの救援防御率がリーグ3位の3.24となった今季、鈴木昭汰や横山陸人らがタイトルを獲得するなか、坂本はブルペンを支える左腕の一人としてシーズンを戦いました。プロフィールから年度別成績、移籍の経緯、現在のチーム内での立ち位置まで詳しく整理します。
【2026年最新】坂本光士郎の現在は千葉ロッテマリーンズ!背番号36の左腕
坂本光士郎の現在の所属球団は、千葉ロッテマリーンズです。
2026年版の球団公式選手名鑑には、背番号36の投手として掲載されています。また、日本野球機構(NPB)の個人年度別成績でも、2026年シーズン終了時点の所属球団は千葉ロッテマリーンズとなっています。
2026年シーズンの一軍成績は次のとおりです。
- 登板:29試合
- 勝利:2勝
- 敗戦:1敗
- ホールド:1
- 投球回:35回
- 奪三振:40
- 防御率:3.86
2025年は8試合、防御率6.35だったため、2026年は登板機会が増え、防御率も改善しました。前年の成績から持ち直し、29試合で35イニングを投げた点は、今季の変化として注目できます。
ただし、2026年の坂本はホールド1、セーブ0です。チームの勝ちパターンを担うセットアッパーやクローザーとは役割が異なります。救援投手として登板機会を得ながら、一軍ブルペンの選択肢を支えた存在と捉えるのが適切です。
なお、2026年の個人成績とチーム全体の救援防御率は別の数字です。坂本個人の防御率は3.86、ロッテ救援陣全体の防御率は3.24となっています。
【プロフィール】坂本光士郎の年齢・身長・出身地・投打を紹介
坂本光士郎は1994年9月9日生まれ。2026年11月6日時点で32歳です。広島県出身で、左投左打という特徴を持っています。
NPB公式プロフィールに掲載されている基本情報は以下のとおりです。
- 名前:坂本光士郎(さかもと・こうしろう)
- 生年月日:1994年9月9日
- 年齢:32歳
- 出身地:広島県(三次市出身として紹介される)
- 身長:179cm
- 体重:80kg
- 投打:左投左打
- ポジション:投手
- 所属球団:千葉ロッテマリーンズ
- 背番号:36
- ドラフト:2018年ドラフト5位
坂本のプロフィールで注目したいのは、左投左打の左腕であることです。
プロ野球では、左投手は左打者との対戦や打順の巡り合わせなど、投手起用の選択肢を広げる存在です。特に救援投手の場合、試合展開や相手打線に応じて投手を入れ替える場面が多く、左腕を複数確保することはブルペン編成の面でも意味があります。
坂本は先発ではなく救援登板を中心に実績を積んできました。2026年も一軍で29試合に登板しており、左腕の中継ぎ投手としての経験を重ねています。
【経歴・年表】如水館高校から日本文理大学、社会人野球を経てプロ入り
坂本光士郎の野球人生は、高校、大学、社会人野球を経てプロ入りするという道のりです。
高校は広島県の如水館高校。その後、日本文理大学へ進学し、卒業後は社会人野球の新日鉄住金広畑でプレーしました。
2018年ドラフト5位で東京ヤクルトに指名プロ入りの転機となったのは2018年のドラフト会議です。
NPB公式の2018年ドラフト選択選手一覧には、東京ヤクルトスワローズの5位指名選手として坂本光士郎の名前が掲載されています。指名時の所属は新日鉄住金広畑でした。
大学卒業後に社会人野球で経験を積み、プロの世界へ進んだ選手です。高卒や大卒で直接プロ入りした選手とは異なり、社会人野球を経由して一軍の舞台を目指しました。
2022年7月29日、山本大貴との交換トレードでロッテへキャリアの大きな転換点は2022年7月29日です。
東京ヤクルトスワローズは同日、坂本光士郎と千葉ロッテマリーンズの山本大貴による交換トレードの成立を公式発表しました。
これにより、坂本はプロ入りから約3年半在籍したヤクルトを離れ、パ・リーグのロッテへ移籍。新しい環境でキャリアを続けることになりました。
移籍当時の報道では、ヤクルト時代の2021年に36試合へ登板し、1勝2敗7ホールド、防御率4.05を記録していたことも紹介されています。救援投手として一軍で登板経験を積んでいたことが分かります。
この移籍は自由契約や戦力外によるものではなく、球団間の交換トレードです。坂本の経歴を理解するうえで押さえておきたい事実です。
坂本光士郎の主な経歴一覧| 時期 | 所属・出来事 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 高校時代 | 如水館高校 | 広島県の高校で野球を経験 |
| 大学時代 | 日本文理大学 | 大学野球でプレー |
| 社会人時代 | 新日鉄住金広畑 | 社会人野球を経てプロを目指す |
| 2018年 | 東京ヤクルト | ドラフト5位で指名 |
| 2019年 | 東京ヤクルト | プロ1年目に19試合登板 |
| 2021年 | 東京ヤクルト | 36試合登板、7ホールド、防御率4.05 |
| 2022年7月 | 千葉ロッテへ移籍 | 山本大貴との交換トレード |
| 2023年 | 千葉ロッテ | 自己最多51試合、16ホールド |
| 2024年 | 千葉ロッテ | 37試合登板、11ホールド |
| 2025年 | 千葉ロッテ | 8試合登板 |
| 2026年 | 千葉ロッテ | 29試合登板、防御率3.86 |
高校、大学、社会人、プロという段階を踏んできた経歴に加え、セ・リーグからパ・リーグへの移籍を経験している点も坂本の特徴です。
【年度別成績】坂本光士郎の投球成績をNPB公式記録で比較
坂本のプロでの成績を振り返ると、ロッテ移籍後の2023年が大きな節目になっています。
NPB公式の個人年度別成績を基に、2019年から2026年までの一軍投手成績をまとめました。
坂本光士郎の年度別投手成績| 年度・所属球団 | 登板 | 勝敗 | ホールド | 投球回 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019 ヤクルト | 19 | 0勝0敗 | 3 | 21.2 | 5.82 |
| 2020 ヤクルト | 1 | 0勝0敗 | 0 | 3.0 | 12.00 |
| 2021 ヤクルト | 36 | 1勝2敗 | 7 | 33.1 | 4.05 |
| 2022 ヤクルト | 7 | 0勝1敗 | 0 | 10.2 | 9.28 |
| 2022 ロッテ | 7 | 0勝0敗 | 1 | 8.2 | 4.15 |
| 2023 ロッテ | 51 | 1勝0敗 | 16 | 47.2 | 3.21 |
| 2024 ロッテ | 37 | 1勝2敗 | 11 | 33.0 | 5.73 |
| 2025 ロッテ | 8 | 1勝2敗 | 2 | 5.2 | 6.35 |
| 2026 ロッテ | 29 | 2勝1敗 | 1 | 35.0 | 3.86 |
| 通算 | 195 | 6勝8敗 | 41 | 198.2 | 4.76 |
出典:日本野球機構(NPB)個人年度別成績。2026年シーズン終了時点。投球回の「.1」は1アウト、「.2」は2アウトを表します。
2023年は自己最多51試合、16ホールドを記録坂本のロッテ時代で特に注目したいのが2023年です。
この年は51試合に登板し、16ホールド、防御率3.21を記録しました。勝利数こそ1勝でしたが、救援投手として多くの試合に起用され、チームの中継ぎを支えました。
47回2/3を投げて48奪三振という数字も残しています。登板数だけでなく、投球回を上回る奪三振を記録した点からも、救援投手として一定の存在感を示したシーズンでした。
2024年と2025年は防御率が悪化一方、2024年は37試合に登板したものの、防御率は5.73まで上昇。11ホールドを記録した一方、前年の安定感を維持することはできませんでした。
さらに2025年は登板が8試合にとどまり、防御率6.35。5回2/3の投球回でシーズンを終えています。
2023年の51試合登板から2025年の8試合登板まで、起用状況には大きな変化がありました。救援投手は登板機会やチーム内の競争、試合展開によって成績が変動しやすく、年度別の数字を並べることで坂本の立場の変化が見えてきます。
2026年は29試合登板、防御率3.86に改善2026年は29試合に登板し、2勝1敗、1ホールド、防御率3.86という成績でした。
2025年と比較すると、登板数は21試合増加し、防御率も2.49ポイント改善しています。特に、2025年の5回2/3から2026年には35イニングまで投球回を伸ばしたことは、数字の上で明確な変化です。
2023年の防御率3.21には届かなかったものの、前年からの立て直しを示したシーズンだったと評価できます。
【ロッテ救援陣との関係】防御率3.24、鈴木昭汰と横山陸人がタイトル獲得
坂本光士郎の現在の役割を理解するには、2026年の千葉ロッテマリーンズの救援陣全体を見る必要があります。
2026年11月5日に配信されたベースボールキングの記事によると、今季のロッテ救援陣は救援防御率3.24でリーグ3位を記録しました。
加えて、セットアッパーの鈴木昭汰が最優秀中継ぎ投手、クローザーの横山陸人が最多セーブのタイトルを獲得。ブルペンの主要な役割を担った選手が、個人タイトルでも結果を残しています。
鈴木昭汰は最優秀中継ぎ投手鈴木昭汰は2026年のロッテ救援陣でセットアッパーを務め、NPBのパ・リーグ表彰ではホールドポイント39で最優秀中継ぎ投手に選ばれました。
試合終盤の重要な場面で登板し、リードを守る役割を担った投手です。
横山陸人は最多セーブ35で初タイトル横山陸人はクローザーとして活躍し、2026年の最多セーブ投手賞を獲得しました。
セーブ数は35。NPB公式の表彰記録にも、千葉ロッテの選手として初受賞したことが掲載されています。
坂本光士郎は勝ちパターンを支える選手なのかここで鈴木、横山と坂本の役割を混同しないことが大切です。
2026年のNPB公式成績では、坂本は29試合登板、1ホールド、0セーブです。鈴木のように最優秀中継ぎのタイトルを争うセットアッパーでも、横山のように試合を締めるクローザーでもありません。
数字から読み取れるのは、一軍の中継ぎとして登板しながら、勝ちパターンの中心とは異なる役割を担っていたということです。
一方で、坂本は2023年に1週間で4試合以上登板したケースが2度ありました。2026年11月5日のベースボールキングの記事でも、吉井理人前監督時代の登板管理を振り返るなかで、この実績が取り上げられています。
この点からも、坂本にはチーム状況に応じて登板機会を任されてきた経験があります。現在の立ち位置を単純に登板数やホールド数だけで判断するのではなく、ブルペン全体の役割分担と合わせて見ることが重要です。
なお、2026年はサブロー監督の就任に伴い、救援投手の登板管理にも変化がありました。前年までの運用と比較して、横山や鈴木が3連投するケースも生まれています。救援陣の起用方針そのものが変わったシーズンだった点も、坂本の登板状況を考えるうえでの背景です。
【プロの視点】2026年の投球成績から見える強みと今後の課題
坂本光士郎の2026年を評価する際には、防御率3.86という数字だけでなく、投球回や奪三振、与四球なども合わせて見る必要があります。
35イニングで40奪三振という数字2026年の坂本は35イニングを投げ、40三振を奪いました。9イニング換算の奪三振率は約10.29です。
これは1イニング当たり1個以上の三振を奪うペースであり、空振りや三振を取る能力が数字に表れています。
一方で、与四球は16、与死球は4でした。被安打29と合わせて考えると、走者を出すリスクをさらに抑えることが安定した投球につながります。
2023年の好成績を再び目指せるか2023年の防御率3.21、16ホールドという成績は、坂本が一軍の中継ぎとして一定の結果を残せることを示した実績です。
2026年は防御率3.86まで改善しましたが、2023年の水準に戻すには、与四球の抑制や登板ごとの投球内容の安定がポイントになります。
また、救援陣の競争は個人の成績だけでは決まりません。左腕の人数、先発投手の投球回、相手打線との相性、連戦時の投手運用など、複数の要素が登板機会を左右します。
坂本光士郎を評価するときの3つの判断基準- 登板数と投球回:一軍でどれだけ継続的に起用されているかを確認する。
- 防御率と走者管理:失点を抑えられているか、四球を減らせているかを見る。
- ホールドとチーム内の役割:勝ちパターンを担うのか、試合状況に応じた中継ぎなのかを区別する。
この3つを合わせて見ると、坂本の現在地をより正確に把握できます。勝敗だけで投手の価値を判断するのではなく、どの場面で何イニングを任されているのかを確認することが、救援投手の評価では欠かせません。
坂本光士郎に関するよくある質問(FAQ)
Q1:坂本光士郎は現在どこの球団に所属していますか?
A1:2026年11月現在、千葉ロッテマリーンズに所属しています。背番号36の左投左打の投手です。
Q2:坂本光士郎の2026年シーズンの成績は?
A2:NPB公式記録では29試合に登板し、2勝1敗、1ホールド、防御率3.86、投球回35回、奪三振40という成績でした。
Q3:坂本光士郎は何年のドラフトで指名されましたか?
A3:2018年のプロ野球ドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズから5位指名を受けました。当時は社会人野球の新日鉄住金広畑に所属していました。
Q4:坂本光士郎はなぜロッテに移籍したのですか?
A4:2022年7月29日に発表された、東京ヤクルトと千葉ロッテの交換トレードによるものです。ロッテの山本大貴との交換で移籍しました。
Q5:坂本光士郎はロッテの守護神やセットアッパーですか?
A5:2026年の成績を見る限り、固定された守護神や主力セットアッパーではありません。29試合に登板した中継ぎ投手で、ホールド1、セーブ0でした。今季のセットアッパーは鈴木昭汰、クローザーは横山陸人です。
Q6:坂本光士郎の自己最多登板数は何試合ですか?
A6:2023年の51試合です。この年は16ホールド、防御率3.21を記録し、ロッテの中継ぎとして多くの登板機会を得ました。
坂本光士郎は、2026年現在も千葉ロッテマリーンズに所属する左腕投手です。
如水館高校、日本文理大学、新日鉄住金広畑を経て2018年ドラフト5位でヤクルトに入団。2022年の交換トレードでロッテへ移籍し、2023年には自己最多51試合登板、16ホールド、防御率3.21という実績を残しました。
2026年は29試合登板、2勝1敗、1ホールド、防御率3.86。前年の防御率6.35から改善し、一軍で35イニングを投げています。
ロッテ救援陣では、鈴木昭汰が最優秀中継ぎ投手、横山陸人が最多セーブを獲得しました。そのなかで坂本は、勝ちパターンの中心というよりも、中継ぎの一角を担う投手として位置づけられます。
【プロの結論】
坂本光士郎を評価するうえで重要なのは、2023年の好成績だけでも、2025年の不振だけでも判断しないことです。2026年には登板機会を増やし、防御率も改善しました。40奪三振という数字にも、救援投手としての持ち味が表れています。
今後注目したいのは、2023年のように安定してホールドを積み重ねられるか、そして2026年に改善した投球内容を継続できるかという点です。ロッテのブルペンにおける左腕の選択肢として、坂本がどのような役割を確立していくのか。次のシーズンに向けても、その登板内容と起用法が注目されます。