「だいすけお兄さん」の愛称で親しまれてきた横山だいすけさん。NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目うたのお兄さんとして、2008年4月から2017年3月まで9年間出演し、子どもたちや保護者に親しまれてきた人物だ。卒業から年月がたった2026年現在も、歌手・俳優として精力的に活動している。
2026年4月には芸能事務所・研音への所属を発表。芸能活動20周年という節目を迎え、記念アルバムのリリースや全国ソロコンサートツアーにも取り組んでいる。一方、気になる卒業理由については、本人が過去のインタビューで自ら番組に卒業を申し出た経緯を明かしている。加えて、かつて横山さんが持っていた9年間の最長記録は、2026年には新たな展開を迎えている。
【人物プロフィール】だいすけお兄さんこと横山だいすけとは?

横山だいすけさんは、1983年5月29日生まれ、千葉県出身の歌手・俳優。幼少期から歌に親しみ、小学校3年生の頃から大学卒業まで合唱を続けてきた。音楽を専門的に学び、舞台経験を積んだ後、長年の夢だった『おかあさんといっしょ』のうたのお兄さんに就任した。
国立音楽大学で声楽を学び、劇団四季を経験横山さんは2006年に国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業。歌唱技術を磨いた後、劇団四季で舞台経験を積み、『ライオンキング』などの作品に出演した。
劇団四季での経験は、後のうたのお兄さんとしての活動にもつながる重要なキャリアだ。歌唱力だけでなく、舞台上での表現力や観客に伝える力を身につけたことが、子ども向け番組でのパフォーマンスにも生かされた。
高校時代からの夢だった「うたのお兄さん」横山さんが目指していたのは、単に歌手として活動することではなかった。子どもたちに歌を届ける「うたのお兄さん」になることだった。
その夢を実現するために音楽大学へ進み、劇団四季で経験を積み、2008年4月にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目うたのお兄さんに就任した。
音楽大学での専門教育、舞台での実践経験、そして子ども向け番組への出演という流れは、横山さんのキャリアを理解するうえで欠かせない。単なるテレビタレントではなく、歌と舞台を基盤に活動してきた表現者なのである。
【出演歴・年表】2008年から2017年まで11代目として活躍
横山だいすけさんが『おかあさんといっしょ』に出演したのは、2008年4月から2017年3月まで。11代目うたのお兄さんとして、9年間にわたって番組を支えた。
2017年2月17日にはNHKから交代が発表され、後任として12代目の花田ゆういちろうさんが紹介された。横山さんは同年3月の放送をもって卒業し、4月から新しい体制へ移行した。
横山だいすけさんの経歴と主要な転換点| 時期 | 出来事・活動 | 備考 |
|---|---|---|
| 1983年5月 | 千葉県に生まれる | 音楽に親しんで育つ |
| 2006年 | 国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業 | 声楽を専門的に学ぶ |
| 2006年以降 | 劇団四季で舞台活動 | 『ライオンキング』などに出演 |
| 2008年4月 | 11代目うたのお兄さんに就任 | NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』 |
| 2017年2月 | 番組卒業を発表 | 本人の希望による卒業 |
| 2017年3月 | 9年間の出演を終えて卒業 | 当時の歴代最長記録 |
| 2017年以降 | 歌手・俳優・声優として活動 | テレビ、舞台、映画、音楽などに進出 |
| 2019年7月 | オリジナルアルバム『歌袋』をリリース | ソロアーティストとしての活動を展開 |
| 2024年4月 | 『笑顔にドッキューン!』をリリース | 初めて作詞に挑戦した楽曲を収録 |
| 2026年4月 | 研音への所属を発表 | 芸能活動20周年の節目 |
| 2026年5月 | 『笑顔晴れ -20th Anniversary-』発売 | 20周年記念アルバム |
横山さんの特徴は、うたのお兄さんとしての経験をキャリアの終着点にせず、その後の活動へ発展させてきた点にある。舞台経験を持つ歌手という強みを生かし、テレビドラマ、映画の吹き替え、コンサートなどへ活動領域を広げてきた。
また、2017年の卒業は単なる出演者交代ではなく、9年間続いた番組での役割を次世代へ引き継ぐ大きな節目だった。
【卒業理由を検証】だいすけお兄さんはなぜ2017年3月に卒業した?
横山だいすけさんの卒業理由について、最も注目すべきなのは、本人が番組側から一方的に卒業を告げられたのではなく、自分から卒業を申し出たと語っていることだ。
2021年に音楽情報メディア「ONTOMO」のインタビューに応じた横山さんは、卒業の背景にあった考えを説明している。
本人が明かした卒業の経緯横山さんによると、『おかあさんといっしょ』では、うたのお兄さん・お姉さんが交代すると、番組で使用する歌のレパートリーも一新されるという。
本人としては、できることなら番組を続けたい気持ちもあった。しかし、次の世代へバトンタッチすることによって、その時代の子どもたちが新しい音楽を受け取れると考え、卒業を決意した。
「実は卒業は、僕から番組に申し出たんです。」
「次の世代にバトンタッチすることで、今を生きる子どもたちがよりたくさんの音楽を受け取ることができると考え、卒業を決意しました。」
この発言から分かるのは、横山さんの卒業が、番組への不満や仕事への嫌気を理由としたものではなく、番組の役割と次世代への継承を考えた選択だったということだ。
卒業は不仲やトラブルが原因だったのか?横山さんの卒業について、共演者との不仲や番組内のトラブルを原因とする公式発表は確認されていない。
本人が語った理由は、次の世代へ出演の機会を引き継ぎ、子どもたちに新しい歌を届けるという前向きなものだった。本人のインタビューと2017年の交代発表を照らし合わせると、卒業をめぐる経緯は一貫している。
卒業後の計画は決まっていたのか興味深いのは、横山さんが卒業後の活動計画をあらかじめ明確に決めていたわけではなかったと語っている点だ。
歌が好きで、子どもが好き。その気持ちがあれば、番組を卒業した後も自分にできることがあると考えていたという。
結果として、俳優、声優、ソロ歌手、コンサート出演など、活動の幅は大きく広がった。卒業はキャリアの終わりではなく、表現者として新しい道を歩み始める転換点になった。
【卒業後の活動】歌手・俳優・声優として広がったキャリア
2017年3月の卒業後、横山だいすけさんは「うたのお兄さん」という肩書きを大切にしながら、さまざまなジャンルの仕事に挑戦してきた。
テレビドラマや映画で俳優・声優として活動俳優としては、ドラマ『警視庁いきもの係』『刑事ゼロ』などに出演。歌を中心としてきたキャリアから、演技の世界にも活動を広げた。
声優としても、映画『リメンバー・ミー』や『デジモンアドベンチャー』などの作品に参加している。舞台で培った発声や表現力は、声だけでキャラクターを伝える仕事にもつながっている。
こうした活動は、うたのお兄さん時代に築いた知名度だけに依存するものではない。音楽と演技の両方を経験してきた横山さんの専門性を生かした仕事といえる。
ソロ歌手としてアルバムを発表音楽活動では、2019年7月にソロアーティストとして初のオリジナルアルバム『歌袋』をリリースした。
2024年4月には『笑顔にドッキューン!』を発売。初めて作詞に挑戦した楽曲も収録され、歌い手としてだけでなく、楽曲制作にも表現の幅を広げた。
子ども向けの歌を届ける活動を続ける一方で、ソロアーティストとして自分の音楽を発信することも、卒業後の大きな柱になっている。
子どもや家族に向けた活動も継続横山さんの活動で特徴的なのは、テレビや舞台などの大人向けの仕事に進出しても、子どもや家族に向けた仕事を続けていることだ。
オーケストラとの共演やファミリーコンサート、童謡に関する企画など、歌を通じて幅広い世代と接する機会を持っている。
うたのお兄さんを卒業したからといって、子どもたちに歌を届ける仕事から離れたわけではない。むしろ、番組という一つの枠組みを離れたことで、コンサートや音楽作品など、届け方そのものが増えた。
【2026年最新】横山だいすけの現在は研音所属!20周年記念活動も本格化
2026年11月現在、横山だいすけさんは芸能事務所・研音に所属する歌手・俳優として活動している。
2026年4月2日に研音への所属を発表2026年4月2日、研音は横山だいすけさんが所属することを公式発表した。
同時に公開された本人のコメントでは、2026年が芸能活動20周年にあたること、そして『おかあさんといっしょ』を卒業してから丸9年となることに触れている。
本人は、今後も多くの人に元気や楽しさ、歌を届けていきたいという意向を表明。加えて、生涯にわたって歌い続けたいという思いも示した。
今回の所属発表は、横山さんにとって芸能活動の新しい節目だ。うたのお兄さんとしての実績を土台にしながら、歌手・俳優としてさらに活動を広げる段階に入っている。
20周年記念アルバム『笑顔晴れ』を発売2026年5月27日には、芸能活動20周年を記念したアルバム『笑顔晴れ -20th Anniversary-』を発売した。
2025年12月には『笑顔晴れ(みんなのうたver.)』も配信されており、記念イヤーに向けて音楽活動を継続的に展開している。
2024年の『笑顔にドッキューン!』に続き、自身の音楽を発信する活動が続いていることからも、2026年は横山さんにとって歌手としての存在感を改めて示す年になっている。
全国ツアー「My Songs Concert」を開催2026年の大きな活動の一つが、20周年記念のソロコンサート「横山だいすけ My Songs Concert」だ。
一般財団法人・民主音楽協会が公表する公演情報では、ツアー期間は2026年2月8日から12月13日まで。全国各地で公演が予定されている。
予定曲目には、『星に願いを』『翼をください』『オー・ソレ・ミオ』などの幅広いジャンルの楽曲に加え、劇団四季時代を思い起こさせる『ライオンキング』の「終わりなき夜」や、『おかあさんといっしょ』で親しまれた「ぼよよん行進曲」も含まれている。
この選曲には、横山さんのこれまでのキャリアが反映されている。子ども向け番組の歌、ミュージカル、クラシックやポップスなど、ジャンルを限定しない歌手としての現在地を示す構成だ。
2026年11月の公式スケジュールには、11月6日の山梨県甲府市での公演や、11月22日から26日にかけての北海道公演などが掲載されている。
テレビ出演やイベント活動も継続コンサートだけでなく、テレビ出演も続いている。研音の公式出演情報には、日本テレビ系『ZIP!』やNHK Eテレ『みんなDEどーもくん!』などの出演情報が掲載されている。
また、2026年10月31日には子ども国際映画祭「第33回キネコ国際映画祭」のオープニングセレモニーに関する情報も公式サイトに掲載された。
現在の横山さんは、かつての番組出演者という枠にとどまらず、音楽、テレビ、イベントを横断して活動する歌手・俳優としてキャリアを築いている。
【記録の真相】9年間の歴代最長記録は2026年に更新された?
横山だいすけさんを語るうえで欠かせないのが、うたのお兄さんとしての9年間という出演期間だ。
2008年4月から2017年3月までの9年間は、卒業当時、歴代最長の出演期間として紹介されていた。日本テレビのプロフィールや2017年当時の報道でも、この記録が確認できる。
ただし、2026年現在は状況が変わっている。
12代目・花田ゆういちろうさんが10年目に突入2017年4月に横山さんからバトンを受け取ったのが、12代目うたのお兄さんの花田ゆういちろうさんだ。
花田さんは2026年度も出演を継続し、2026年7月の『週刊文春』のインタビューでは、うたのお兄さんとして歴代最長の就任10年目を迎えた人物として紹介された。
つまり、横山さんの9年間は、当時の歴代最長記録として非常に大きな実績だったものの、2026年には花田さんがその期間を超えている。
この違いは重要だ。「だいすけお兄さんが歴代最長」という情報は、2017年当時の記録としては正しい。しかし、2026年の最新状況としてそのまま紹介するのは正確ではない。
横山だいすけさんの9年間が持つ意味記録が更新されたからといって、横山さんの9年間の価値が小さくなるわけではない。
2008年から2017年まで番組を支えた横山さんは、11代目として一つの時代を築いた。卒業後も「だいすけお兄さん」という愛称で親しまれ、子ども向けの音楽活動を続けている。
また、本人が語った卒業理由には、次の世代へ歌を引き継ぐという考えがあった。実際に2017年から花田さんが番組を担当し、その後10年目を迎えたことは、番組が世代交代を重ねながら続いていることを示している。
【プロの結論】だいすけお兄さんのキャリアから読み解く3つのポイント
横山だいすけさんの経歴を振り返ると、単に人気番組の出演者からタレントへ転身したという説明だけでは捉えきれない部分がある。
1. 番組で得た知名度を専門性につなげた横山さんの基盤には、国立音楽大学での声楽教育と劇団四季での舞台経験がある。うたのお兄さんとしての9年間は、それらの専門性を多くの視聴者に届ける機会になった。
卒業後も歌手や俳優として活動できている背景には、番組出演以前から積み重ねてきた音楽と演技の経験がある。
2. 「うたのお兄さん」の肩書きを次の活動に生かした横山さんは、うたのお兄さんという肩書きを過去のものとして切り離すのではなく、自分のキャリアの重要な一部として扱ってきた。
子ども向けコンサートやファミリーイベントを継続する一方で、ドラマや声優、ソロコンサートにも挑戦している。過去の実績を生かしながら、新しい表現の場を開拓するキャリア形成が特徴的だ。
3. 卒業は終わりではなく、活動の選択肢を広げる転機だった本人が卒業を申し出た背景には、次世代への継承という考えがあった。卒業後の計画をあらかじめ固めていたわけではないという発言も印象的だ。
2026年には芸能活動20周年を迎え、研音への所属、記念アルバム、全国ツアーと新しい動きが続いている。
横山さんの歩みから見えてくるのは、一つの肩書きにとどまらず、自分の強みを生かして活動領域を広げていく姿勢だ。子どもたちに歌を届けるという原点を持ち続けながら、幅広い世代へ音楽を届ける活動へと発展させている。
だいすけお兄さんと『おかあさんといっしょ』に関するよくある質問(FAQ)
Q1:だいすけお兄さんは『おかあさんといっしょ』の何代目でしたか?
A1:横山だいすけさんは11代目うたのお兄さんです。2008年4月に就任し、2017年3月まで出演しました。
Q2:だいすけお兄さんの出演期間は何年間ですか?
A2:9年間です。卒業当時は歴代最長記録でした。ただし、2026年度には12代目の花田ゆういちろうさんが10年目に入り、記録を更新しています。
Q3:だいすけお兄さんの卒業理由は何ですか?
A3:本人が番組に卒業を申し出たと、2021年のインタビューで明かしています。次の世代にバトンタッチすることで、子どもたちに新しい音楽を届けたいという思いが理由でした。
Q4:だいすけお兄さんは2026年現在、どこの事務所に所属していますか?
A4:2026年4月2日に研音への所属が発表されました。現在は歌手・俳優として活動しています。
Q5:だいすけお兄さんは現在も歌手活動をしていますか?
A5:はい。2026年5月27日に芸能活動20周年記念アルバム『笑顔晴れ -20th Anniversary-』を発売し、全国ソロコンサートツアー「My Songs Concert」も開催しています。
Q6:横山だいすけさんは劇団四季に所属していたのですか?
A6:はい。国立音楽大学を卒業した後、劇団四季で舞台経験を積み、『ライオンキング』などに出演しました。
Q7:だいすけお兄さんは『おかあさんといっしょ』に復帰していますか?
A7:2026年11月現在、11代目うたのお兄さんとしてレギュラー出演に復帰したという公式発表はありません。一方、NHK Eテレの関連番組や子ども向けイベントなどへの出演情報は掲載されています。
横山だいすけさんは、2008年4月から2017年3月まで『おかあさんといっしょ』の11代目うたのお兄さんを務めた人物だ。9年間の出演は卒業当時の歴代最長記録であり、現在も「だいすけお兄さん」の愛称で親しまれている。
卒業理由については、本人が自ら番組に申し出たと説明している。次の世代へ歌を引き継ぎ、子どもたちに新しい音楽を届けたいという考えが、その決断の背景にあった。
2026年は芸能活動20周年。4月に研音への所属を発表し、5月には記念アルバム『笑顔晴れ -20th Anniversary-』を発売。全国ツアーやテレビ出演など、現在も精力的に活動している。
なお、9年間の歴代最長記録は当時の実績であり、2026年度には12代目の花田ゆういちろうさんが10年目を迎えて更新している。この点を押さえると、横山さんの過去の実績と現在の番組状況を正しく理解できる。
「うたのお兄さん」という肩書きは、横山さんにとって過去の思い出だけではない。国立音楽大学で学び、劇団四季で舞台に立ち、NHK Eテレで9年間歌い続けた経験は、現在のソロ活動にもつながっている。2026年以降も、歌を通じて幅広い世代に笑顔を届ける横山だいすけさんの活動に注目したい。
主な根拠資料: 研音公式プロフィール・所属発表、国立音楽大学の卒業生インタビュー、ONTOMOの本人インタビュー、2026年の花田ゆういちろうさんに関する報道、民主音楽協会の公演情報。