Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン2で、弓矢を武器に戦う女子高生・ヘイヤ。義足というハンデを抱えながらも、圧倒的な身体能力と生き抜く意志を見せ、視聴者に強い印象を残したキャラクターです。演じているのは、俳優の恒松祐里。アグニと行動を共にする姿や、過酷な過去を明かすエピソードも話題になりました。
気になるのは、ヘイヤが最後に死亡したのか、それとも生存して現実世界へ戻れたのかという点です。加えて、義足になった理由、母親との確執、原作漫画での登場、アグニとの恋愛関係など、ドラマを見ただけでは分かりにくい背景もあります。2026年現在はシーズン3の展開も踏まえて、彼女のその後を整理できます。
【結論】今際の国のアリスのヘイヤは死亡した?最後は生存している
最初に結論を明らかにすると、ヘイヤは死亡していません。
Netflix版シーズン2の終盤、スペードのキングとの激しい戦闘で銃撃を受け、動けなくなるほどの重傷を負います。そのため、視聴者の間では死亡したのではないかという疑問が生まれました。
しかし、彼女は最終的に生き残っています。
シーズン2最終回で現実世界への帰還を選択ヘイヤが参加したスペードのキング戦では、アグニやアリスたちと協力し、圧倒的な戦闘能力を持つキングに立ち向かいます。
戦闘では多数の銃撃や爆発が発生し、ヘイヤも致命傷に見える負傷を負いました。
その後、最後のゲームであるハートのクイーン「くろっけぇ」が攻略され、今際の国の絵札ゲームが終了します。
生き残ったプレイヤーには、今際の国に国民として残るか、元の世界へ戻るかという選択が提示されました。
ヘイヤは永住権を拒否し、現実世界へ戻る道を選びます。
現実世界では、東京を襲った隕石災害の負傷者として病院に運ばれていました。
つまり、今際の国での死亡と現実世界での生存は別々に考える必要があります。ヘイヤは今際の国で何度も死の危険にさらされましたが、最後には現実世界で生き延びた人物です。
病院でアグニと再びつながるシーズン2のラストでは、車椅子に乗ったヘイヤが病院内でアグニの姿を見つけます。
アグニもスペードのキングとの戦いで重傷を負っており、ベッドで治療を受けていました。
今際の国での出来事を明確には覚えていないヘイヤですが、アグニの存在を気にかける様子が描かれます。
この場面は、二人が共有した時間や感情が、記憶を失った現実世界にも何らかの形で残っていることを感じさせます。
死亡説が広がった理由ヘイヤの死亡説が生まれた背景には、主に3つの要素があります。
- かまゆでで左脚を失うほどの重傷を負ったこと。
- スペードのキング戦で銃撃を受け、戦闘不能に近い状態になったこと。
- 最終ゲームに参加せず、アグニたちと離れて行動する場面があったこと。
特に、スペードのキング戦で動かなくなった姿は、死亡したようにも見えます。
しかし、最終回の病院の場面が生存を示しています。「戦闘中に倒れた=死亡」という解釈は誤りです。
【キャスト・プロフィール】ヘイヤを演じる恒松祐里とは?初登場は何話?
ヘイヤ/塀谷朱音
演:恒松祐里
- 役柄:弓道部出身の女子高校生
- 得意分野:弓矢を使った戦闘
- カード:スペード
- 特徴:左脚に義足を装着
- 主な登場:Netflixシーズン2・3
ヘイヤを演じるのは、俳優のです。
恒松祐里は1998年10月9日生まれ、東京都出身。2005年にドラマ『瑠璃の島』で子役としてデビューしました。
その後、『おかえりモネ』『全裸監督 シーズン2』『きさらぎ駅』など、テレビドラマや映画、配信作品で幅広く活躍しています。所属事務所アミューズの公式プロフィールにも、2022年の『今際の国のアリス シーズン2』出演が掲載されています。
ヘイヤの初登場はシーズン2第4話?第5話?検索すると「シーズン2第5話から登場」という説明が多く見られます。
実際には、次のように整理すると分かりやすくなります。
- 第4話終盤: ヘイヤがアグニとともにアリスを救う場面で初めて姿を見せる。
- 第5話: ヘイヤの過去や、最初に参加した「かまゆで」の記憶が本格的に描かれる。
- 第6〜8話: アグニたちとともにスペードのキングとの戦いに関わる。
Netflix公式映像を紹介したBANGER!!!も、第4話終盤がヘイヤの登場シーンであると説明しています。一方、シネマトゥデイやApple TVの第5話紹介では、彼女がアグニやアリスと行動する人物として取り上げられています。
そのため、検索キーワードの「初登場はシーズン2第5話」は、物語上の本格登場という意味では間違いではありませんが、最初に姿を見せるのは第4話終盤です。
恒松祐里がヘイヤ役に選ばれた理由ヘイヤは、単に弓矢を扱えるだけのキャラクターではありません。
母親との確執や過酷な経験によって傷つきながらも、生きることに強い執着を持つ複雑な人物です。
シネマトゥデイの取材によると、佐藤信介監督はオーディションでの恒松の演技に強い印象を受け、求めていたヘイヤ像を超えるエネルギーを感じたことが起用の理由だったと説明しています。
また、アクション監督の下村勇二のもとで、恒松はクランクインの約3か月前からアクションのトレーニングを開始しました。
弓矢を扱う動きだけでなく、義足を装着した人物としての身体の使い方まで練習したことが、映像の説得力につながっています。
【義足の秘密】ヘイヤが左脚を失った理由と「かまゆで」の過去
ヘイヤの特徴として最も目を引くのが、左脚に装着された義足です。
この義足は生まれつきの障害によるものではありません。今際の国で最初に挑戦したゲーム、スペードの7「かまゆで」で負傷したことが原因です。
スペードの7「かまゆで」とは?「かまゆで」は、スタジアムを舞台にしたサバイバルゲームです。
ゲームの基本的な条件は、競技場が完全に倒壊する前に会場から脱出すること。
ゲーム開始後、競技場では地面が崩れ、熱湯が噴き上がり、爆発や建物の倒壊が次々と発生します。
複雑な暗号を解く必要はありませんが、瞬時の判断と身体能力が生存を左右する過酷なゲームです。
ヘイヤは脱出を試みる途中で爆発に巻き込まれ、左脚に金属部材が刺さってしまいます。
それでも諦めず、負傷した身体を引きずりながら脱出を目指しました。
左脚はなぜ切断されたのかヘイヤはゲーム中に負傷した左脚を引きずりながら、なんとか競技場から脱出します。
しかし、脱出できたからといって治療が終わったわけではありません。
傷口の状態が悪化し、壊疽を起こしてしまいます。
その後、元医師の男性と出会い、脚を切断しなければ命が危険だと告げられます。
男性は治療の見返りとして金銭ではなく、ヘイヤの身体を要求しました。
今際の国では通常の医療制度や安全な治療環境が失われています。ヘイヤは生き残るために、非常に過酷な条件を受け入れざるを得ませんでした。
この出来事は、彼女が単に身体的な障害を負っただけでなく、他者から尊厳を脅かされる経験までしていたことを示しています。
義足はどのように作られた?撮影の裏側恒松祐里自身が実際に左脚を失っているわけではありません。
ここには制作スタッフによる高度な技術が使われています。
シーズン2の制作を担当したROBOTの公式制作資料によると、義足エンジニアの遠藤謙氏と協力し、ヘイヤの身体設定に合わせた義足のデザインが作られました。
制作上の工夫は次のとおりです。
- Xiborgが開発したスポーツ義足をデザインの参考にした。
- キャストの身体に合わせたソケットや義足の形状を設計した。
- 撮影ではグリーン素材や専用パーツを使用した。
- VFXで脚の部分を消し、義足を装着した状態に仕上げた。
- 実際の義足使用者の歩行や走行を参考に、身体の動かし方を研究した。
特に重視されたのは、義足でできない動きを安易に演じないことでした。
砂地で走る難しさ、急停止の難しさ、軸足としての使い方など、細かな身体の制約まで検討されています。
単なるCG加工ではなく、義足を使う人の日常動作を理解したうえで映像表現を組み立てていたのです。
ヘイヤの母親との確執と過去ヘイヤの性格を理解するうえで欠かせないのが、母親との関係です。
彼女は幼い頃から、母親が父親以外の男性と関係を持っていたことを知っていました。
母親はその関係を娘に秘密にするよう求めており、ヘイヤは家庭内で複雑な感情を抱えて育ちます。
加えて、母親は不倫相手との旅行中に交通事故で亡くなりました。
この出来事によって、ヘイヤは愛情や恋愛に対して冷めた考え方を持つようになります。
友人の恋人と関係を持つなど、周囲を傷つける行動を取る一方、心の奥では自分もいつか幸せな家庭を築きたいという願いを捨てていませんでした。
恒松祐里もインタビューで、ヘイヤの母親が不倫相手との旅行中に事故で亡くなったという原作の設定に触れ、悲しみや悔しさを乗り越えた彼女の強さに惹かれたと語っています。
母親の幻覚がヘイヤを救った?「かまゆで」の終盤、ヘイヤは脱出するために水へ飛び込む決断を迫られます。
そのとき、亡くなった母親の姿が幻覚として現れます。
ヘイヤは母親を憎んでいました。しかし、命の危険に直面したとき、母親の存在を完全には拒絶できませんでした。
母親に導かれるように水へ飛び込み、結果的に生還します。
ここで重要なのは、母親が超常的な力で水温を下げたと確定しているわけではないことです。
むしろ、母親を憎みながらも心のどこかで愛情を求めていたヘイヤの心理が表れた場面と見ることができます。
このゲームを境に、彼女は過去の自分が必死に守った命を無駄にしないため、生き続けようと決意します。
【原作漫画とNetflix版を比較】ヘイヤはオリジナルキャラクターではない
ヘイヤについてよくある誤解が、「Netflix版だけに登場するオリジナルキャラクター」というものです。
しかし、これは正確ではありません。
ヘイヤは原作漫画にも登場します。
原作者は。小学館の『今際の国のアリス』第10巻には、ヘイヤが主人公となる特別編4が収録されています。
小学館の公式書籍紹介にも、会場から脱出するだけのゲームを描いた特別編4が収録されていることが明記されています。
原作漫画とドラマ版の比較表原作漫画では、ヘイヤの初期エピソードは本編のアリスたちとは別の場所で展開されます。
第10巻に収録された特別編4「すぺえどのなな」が、彼女の過去と最初のゲームを描いたエピソードです。
そのため、原作を読んでいる人にとっては、シーズン2で突然現れた未知の人物というより、原作のサイドストーリーを本編の流れに組み込んだキャラクターという位置付けになります。
ドラマ版ではアリスたちとの合流が強調されるNetflix版では、ヘイヤの物語をシーズン2の本筋に組み込んでいます。
第4話終盤でアリスと出会い、第5話で過去が明らかになり、その後はアグニとともにスペードのキング戦へ向かいます。
原作漫画のスペードのキング戦では、アグニ、ヘイヤ、ドードーの関係が重要です。
一方、ドラマ版ではドードーが同じ形では登場せず、アリスたちを含む人物配置や戦闘の構成が変更されています。
この再構成によって、ヘイヤはアグニだけでなく、アリスたちの物語にも深く関わる人物になりました。
原作とドラマの共通点は「生きることへの執着」設定に違いがあっても、両作品に共通するのはヘイヤの生存への強い執着です。
彼女は最初から正義感にあふれた人物ではありません。
過去の家庭環境や人間関係によって心を閉ざし、自分の幸せさえ諦めかけていました。
しかし、かまゆでを経験したことで、自分自身の命を守ることに意味を見いだします。
失った脚を抱えながらも弓を持ち、次のゲームに挑む姿は、原作とドラマの双方で大きな見どころになっています。
【アグニとの関係と最終結末】恋愛感情はあった?シーズン3の現在も解説
ヘイヤを語るうえで、アグニとの関係も外せません。
アグニは、ビーチで武闘派集団を率いていた人物です。演じるのは青柳翔。
一見すると無口で近寄りがたい存在ですが、シーズン2では帽子屋を失った罪悪感や、自分の生き方への苦悩が描かれます。
ヘイヤとアグニはなぜ一緒に行動するようになった?ヘイヤは今際の国で生き延びるため、弓矢を使って戦ってきました。
その後、アグニと出会い、彼と行動を共にするようになります。
二人には共通点があります。
- ヘイヤは母親との関係や過去の経験によって心に傷を負っている。
- アグニは帽子屋を失い、自分が犯した過ちを背負っている。
- どちらも生きることと死ぬことについて深い葛藤を抱えている。
アグニは自分の命を粗末に扱うような場面がありますが、ヘイヤは生きることに強い執着を持っています。
対照的な価値観を持つ二人だからこそ、互いに影響を与え合う関係になっていきました。
ヘイヤはアグニが好き?恋愛関係なのかヘイヤとアグニの関係には、恋愛感情を感じさせる描写があります。
原作漫画では、スペードのキングとの戦いの後、ヘイヤが負傷したアグニにキスをする場面もあります。
これは彼女のアグニに対する特別な感情を示す印象的な場面です。
ただし、二人が正式に交際を始めたことや、結婚したことは描かれていません。
Netflix版でも、ヘイヤがアグニを気にかけていることは伝わりますが、恋人同士になったと断定できる展開ではありません。
したがって、二人の関係は「恋愛感情を含む可能性のある深い信頼関係」と捉えるのが適切です。
スペードのキング戦でヘイヤは再び命の危機に直面シーズン2終盤では、アグニとヘイヤがスペードのキングとの戦いに参加します。
スペードのキングは圧倒的な戦闘能力を持つ相手であり、通常のプレイヤーが正面から立ち向かうのは非常に困難です。
ヘイヤは弓矢を使って戦闘に参加し、アグニたちを支援します。
しかし、戦闘が激化するにつれて負傷し、再び生死の境をさまようことになります。
ここで重要なのは、ヘイヤが単にアグニに守られるだけの存在ではないという点です。
彼女自身が戦力として仲間を支え、危険な状況でも行動できる人物として描かれています。
2025年配信のシーズン3でヘイヤはどうなった?2026年現在、シーズン3まで含めてヘイヤのその後を確認できます。
『今際の国のアリス』シーズン3は、2025年9月25日からNetflixで世界独占配信されました。
シーズン3は、アリスとウサギが現実世界へ戻ってから4年後を描く新たな物語です。
ヘイヤはシーズン3でも短く再登場します。
シーズン3のJOKERゲームに参加する中心人物ではありませんが、最終話の現実世界の場面で、その後の人生が描かれています。
作品解説では、インフルエンサーとして活動している姿が紹介されています。
加えて、恒松祐里は2025年10月のモデルプレスの報道で、シーズン3で着用したデニムジャケットを自らペイントしたことを明かしています。
ジャケットには花火や渋谷のスクランブル交差点、弓矢など、ヘイヤに関連するモチーフが描かれていました。
シーズン3でもヘイヤというキャラクターが大切に扱われていたことが分かるエピソードです。
つまり、彼女の物語はシーズン2の生還で完全に終わったわけではありません。
現実世界へ戻った後も、自分の人生を続けているのです。
【今際の国のアリスのヘイヤ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今際の国のアリスのヘイヤは最後に死亡しますか?
A1:死亡しません。シーズン2のスペードのキング戦で重傷を負いますが、永住権を拒否して現実世界へ帰還します。シーズン3にも再登場しています。
Q2:ヘイヤを演じている女優は誰ですか?
A2:恒松祐里です。『おかえりモネ』『全裸監督 シーズン2』『きさらぎ駅』などにも出演している俳優です。
Q3:ヘイヤの初登場はシーズン2の何話ですか?
A3:第4話の終盤で初めて姿を見せ、第5話で過去や人物像が本格的に描かれます。
Q4:ヘイヤは原作漫画にも登場しますか?
A4:登場します。麻生羽呂の原作漫画第10巻に収録された特別編4「すぺえどのなな」が、彼女の過去を描いたエピソードです。
Q5:ヘイヤはなぜ義足になったのですか?
A5:スペードの7「かまゆで」で左脚に金属部材が刺さり、脱出後に傷が悪化して壊疽を起こしたためです。その後、切断手術を受けました。
Q6:ヘイヤは弓の名手なのですか?
A6:はい。現実世界では弓道部に所属していました。その経験を生かして、今際の国では弓矢を武器に戦っています。
Q7:ヘイヤとアグニは恋人になりましたか?
A7:互いに特別なつながりを感じさせる描写はありますが、正式な交際や結婚は明らかになっていません。原作漫画にはヘイヤがアグニにキスする場面があります。
Q8:ヘイヤはシーズン3にも登場しますか?
A8:はい。シーズン3の終盤に現実世界で再登場します。JOKERゲームに参加するのではなく、生還後の人生が描かれています。
Q9:ヘイヤはNetflix版だけのオリジナルキャラクターですか?
A9:いいえ。原作漫画にも登場します。ドラマ版ではシーズン2から新たに登場したキャラクターという意味で「新キャラクター」と紹介されています。
『今際の国のアリス』のヘイヤは、シーズン2の過酷なゲームやスペードのキングとの戦闘で何度も命の危険にさらされましたが、最終的には死亡せず現実世界へ帰還しています。
左脚を失った原因は、最初に参加したスペードの7「かまゆで」での負傷です。傷が悪化して壊疽を起こし、切断手術を受けたことで義足を装着するようになりました。
演じている恒松祐里は、義足の動作や弓矢を使うアクションを入念に練習し、VFXを組み合わせた映像表現によってヘイヤの存在感を作り上げました。
また、ヘイヤはNetflix版だけのオリジナルキャラクターではなく、原作漫画第10巻の特別編にも登場します。アグニとの関係も、単なる戦友という枠を超えた特別な絆として描かれています。
2026年現在はシーズン3まで配信されており、ヘイヤが現実世界で生き続けていることも確認できます。
ヘイヤという人物の本当の強さは、弓の腕前や戦闘能力だけではありません。 過去の傷や失った身体を抱えながら、それでも未来を諦めずに生きる姿勢こそが、彼女を印象的なキャラクターにしているのです。